「新機材の感想」

 春の2レースも終わったことですし、ここらで今年から使い始めた機材について感想を書いておきます。


その1「メガネの三城/SP Fit 601
 レンズはハイカーブじゃないし、風の巻き込みは少なくないし、正直言って最初はイマイチな商品だなと思っていました。実際、見た目やサイクル用サングラスとしての機能はそれほど優れているとは思いません。ただ、視界の歪みは不自然さが少ないところと、調光レンズで交換の手間が省けるところはいいと思います。602、603と続編も発売されているようですが、602はレンズがハイカーブな分視界の自然さが保てているのか心配ですし、603はデザインがイマイチで…。そもそもサイクル用サングラスを普段の日常生活でかける必要なんてあまりないと思うのですが…。


その2「セラSMP/ダイナミック」

 6時間エンデューロで特に問題を感じませんでしたので、乗り心地・機能性ともにいいサドルだと思います。走り始めてすぐにある程度座面の硬さを感じますが、坐骨が痛くてたまらなくなるというようなことはありませんでした。長距離走行にもよさそうですが、シートレールの形状のせいでサドル後ろにボトルホルダーを取り付けられないのが少し残念です。また、雨のレース後に重さを量ってみたところ、約40g重くなっていました。おそらく刺繍部分から内部に浸水したものと思われます。できれば刺繍は止めてプリントにした方がいいと思います。


その3「ミシュラン/プロ3グリップ」
[rakuten:cycle-life:10008115:detail]
 雨の中のレースでそれなりにスピードを出して走っても不安なところをまったく感じませんでしたので、名前のとおりグリップのよいタイヤなのだろうと思います。ただ、少し走りが重苦しい感じもしました。まあ比較対象がカーボンディープリム+チューブラータイヤですので、クリンチャーとしては問題ないレベルなのかもしれません。


 基本的にどれも使いやすくていい機材だと思いました。