「シマノ鈴鹿を振り返って」

 まずは運営面から。
 特に大きな問題はありませんでしたが、フレームナンバーを取り付けるためのタイラップが短すぎ&脆すぎで使いものになりませんでした。非常に短いのでSSHMの太いダウンチューブには巻けませんでした。仕方がないのでサドル下に付けたのですが、指でつまんで引っ張っただけでぶっちぎれるほどの脆さでした。けして私の力が強すぎたというわけではないと思いますが、他の人はどうだったのでしょうか?


 続いてビギナークラスについて。
 昨年も思いましたが、集合方法にかなり無理があります。ピットロード内に横に10人ずつ並ぶわけですが、10人揃うと滅茶苦茶狭いです。そんな状態でコース内まで移動するのは無理ってものですよ。
 レース展開としては、距離が短いだけあって中盤まではかなりの大集団のまま一定のスピードで展開して行く感じでした。すごく弱い人はシケインの上りで、少し弱い人はスプーンカーブの上りで、練習が足りない人はデグナーカーブの緩い上りで切れていくといった感じで徐々に人数が減って行き、最終コーナーを回る頃には1/2〜1/3くらいになる感じでした。
 メインストレートに入ったあたりで概ね20位くらい、位置としてはコースのど真ん中あたりにいました。ラスト300mあたりで力尽きて下がってくる人がいたため、それを避けるように左側に移動しつつ前に進出し、ラスト100mあたりで最内に。前もきれいに開いていましたので、ここから思い切ってスプリントへ。一瞬「勝てるんじゃね」と思いましたが、さすがにそこまで甘くはありませんでした。数人交わして集団の前の方でゴールし、場内放送で5位であることを確認、表彰台脇のテントで認定証と副賞(タオル)を受け取りました。
 距離が短いため集団について行けば40km/hを維持することはそれほど難しくありませんので、最初から入賞目指していい位置取りができていればもっといい成績が残せたのかな、という気もしました。


 次にオープンクラスについて。
 周回速度はビギナークラスと大差ありませんが、ペースの上げ下げがけっこう大きくて、特に上り直後・コーナー直後のダッシュ合戦で心拍数が上がりきってしまいました。
 結果として、2周まではavg40km/hくらいのペースにくらいついて行けましたが、3周目のシケイン手前でついに力尽きてしまいました。今の私の実力では、このペースを3周維持するのは難しそうでした。


 最後にニューホイールのFFWD/F6R 240Sについて。
 すごく軽いです。上りは楽ですし、ダッシュも鋭くなります。ただ、それはどちらも体力が残っているうちは、ですけどね。まあオープンでへばってしまった後でもそこそこ速いペースで走れていましたので、意外と疲れてからでも使えるホイールなのかもしれません。