「おかやま7時間エンデューロ回顧」

 昨日、岡山国際サーキットで開催された『おかやま7時間エンデューロ』に出場してきました。昨年に続き7時間ソロの部でした。
 目標は昨年と同じく時間内200km(54周)走破です。昨年既にクリアした数値ですが、今年は開催時期が昨年より2ヶ月も前倒しになりましたのでけして簡単な目標ではないだろうと考えていましたが、実際には想像以上の厳しさでした。
 まず気温。メチャクチャ寒かったです。朝は水溜りや草木が凍りついていましたし、試走は我慢大会状態、レース中には小雪が舞うこともありました。真冬並みの装備をしている人が多かった中、私はやや軽装(上:コールドアーマー+ウインドベスト+3シーズン用長袖ジャージ、下:ビブスパッツ+パワーソックス)でしたのでものすごく寒かったです。もっと暖かいウェアを準備しておけばよかったと思いましたが、そういうウェアは動きにくかったりもしますのでなかなか難しい判断になりますね。
 続いて風。スタート時はそれほどでもなかったのですが、時間が経つにつれ徐々に風が強くなってきて、レース終盤はかなり強い風が吹いていました。しかも風向きが安定せず、周回する度に吹き流しを見ながら風向きを確認していました。ディープリムホイールを使っていると、風向きがわからないと怖いんですよね。バックストレート後のヘアピンで何度もハンドルを取られそうになって怖い思いをしました。
 最後に参加者数の少なさ。4時間部門がいる間はいいのですが、それ以降はかなりきつかったです。ちょうどいい集団・トレインには滅多にお目にかかれませんし、たまにすれ違うのは速すぎる人か遅すぎる人ばかり。風も強かっただけにキツかったです。
 機材面では、今回ハンドルを5mm下げたのは失敗だったかもしれません。前半はよかったのですが、後半はフォームが崩れてきて腕に体重がかかってしまいかなり疲れてしまいました。また、路面がけっこう荒れてきているのでタイヤの空気圧はもう少し低めにした方がよかったような気がします。サドルのプロロゴ ナゴエボはお尻が痛くなることはありませんでしたが、相変わらず股間が痺れまくりました。ダンシングの苦手な私としてはけっこうキツイです。でも、坐骨が痛くなるサドルは長時間エンデューロでは使えないしなあ。


 大会運営に関しては、開催時期の前倒し以外は概ね良好でした。入場を一方方向に限定したのもよかったです。後は4時間の分の抽選会を早めにしてあげた方がいいと思います。最後まで残っているのは大変だと思いますので…。