「回収本」

 私が少し前に買ったコミックスが、内容に問題があるということで急遽刷り直し、初版本は回収されることになってしまった模様です。その記事を見て改めてその本を読み直してみました。たしかに問題はありますけど、個人的には「これくらいどうってことないじゃん*1」ってレベルの話だと思うんですけどね。まあ出版業界にはいろいろと細かい規制がありますので、漫画家・出版社としては大問題なのでしょうが。実際、この漫画家は出版社に殴りこんで、それを編集長は土下座で迎えたとかなんとか。大人の世界って大変ですね。(笑)
 ちなみにこの漫画家はこの件で相当頭に来たようで、その漫画の連載自体を止めてしまうんだとか。そりゃまあ気持ちもわかりますが、そうはいってもそんなことをされて一番困ってしまうのは今後の展開を楽しみにしている読者でしょ。*2 漫画家は「何らかの形で完結させるつもり」みたいな発言をしているようですが、これって「同人誌で出すから買ってください」ってことじゃないでしょうね? もしそうだとしたら、はっきり言ってこの漫画家は読者をなめてますよ。
 以前買った別の本でも「表紙カバーの紙質と発色が打ち合わせと違う」という漫画家側の意見で急遽回収・交換されたものもありましたが、個人的には何の問題もないと判断してそのまま所持しています。こういうのって後々価値が出たりするんですかね? まあ読みたくて買った本ですから、多少高く売れるようになったとしても手放すつもりはありませんけど。
 でも、5桁くらいで売れるのならちょっと考えてしまうかも。(笑)

*1:注 あくまで個人的な感想です。

*2:まあ、出版社も多少は困るんでしょうけど、その漫画家が今後も連載してくれるのなら他の漫画でも構わないでしょうしね…