「レーススタートまで」

 朝は5時少し前にホテルを出発し、富士スピードウェイには5時15分頃に到着しました。5時30分開場ということでしたが、なぜか既に開いていたのでさっさと中に入りました。かなり早く来たはずなのに既にかなりの数の自動車が到着していました。それでもなんとかパドック裏の駐車場を確保することができました。私は11番ピットの3番のりでしたので、ピットロード側のいい場所を確保することができました。ちなみに気温は5度だったらしいです。ウインドブレークジャージを持って行っておいて本当によかったです。
 今日は久しぶりにOCR COMPOSITE2での出場です。あまり見た目はよくありませんが、このセッティングは非常に乗りやすくて助かりました。前にも書いたとおり、最初は2時間で休憩する予定でしたのでボトル2本と干し梅1袋分と一口大福5個とウィダーのゼリーを1個積んでいました。

 朝の天候は小雨で、サーキットはご覧の状態です。それでも仕方がないので試走に出かけましたが、尻はねであっという間にレーパンがずぶ濡れになってしまいました。2周の試走で感じたのは「160km走破なんて絶対無理」ということでした。なにせ2周とも10分切れませんでしたから。今回の私の計画は1周10分ペースで走ることが大前提でしたから、この時点では完全に諦めてしまっていました。

 ピット入口には目印の鯉のぼりを設置しましたが、はっきり言って小さ過ぎてぜんぜん目立っていませんでした。一応幟竿も持って来ていたのですが、どうもそういうものを立てるような雰囲気ではなかったため断念してしまいました。

 その後チームTTとかをやっている間に雨が止み、徐々に路面が乾いてきました。この時は皆が「ああ、よかった。天気予報どおり回復するんだな。」と思っていたのですが…。(以下、レース回想に続く。)