「ジロ・デ・イタリアを見ています」

 最近スカパーのJスポーツでジロ・デ・イタリアを見ています。昨日放送された第16ステージは個人TTだったのですが、これがまたなんとも強烈な山岳コース。解説者は上り勾配24%の坂があるとか言ってました。24%というのは、要するに水平方向に100m移動する間に垂直方向に24m上がるということです。言葉で言うとたいしたことがないように見えますが、実際にはとんでもない急坂です。峠道の急坂でも大抵10%くらいまでですからね。プロの選手とはいえ、よくまあこんな坂をスイスイと駆け上るものだと思って感心しました。まあ中には相当しんどそうな選手もいましたが。(笑)
 Jスポーツでサイクルロードレースを見始めて約半年が経ちました。それまではNHKのBSで放映されるツール・ド・フランスの総集編くらいしか見ていなかったのですが、この半年でロードレースの印象がずいぶん変わって来ました。具体的に言うと、走っている道路がすごいんですよ。なんか小さな街中の狭い生活道路みたいなところをものすごいスピードで走ってたりするんですよね。路面もアスファルト舗装路ではなく石畳みたいなところを走ったりしてますし、今回のジロ・デ・イタリアでは土道みたいなところを雨の中泥まみれになりながら走っていました。こういうのはもっと広くて路面状態のいい道を選んでコース設定するものかと思っていたのですが…。