「テクニックか マナー違反か」

ミット動かす行為、厳禁へ=社会人野球(時事通信)


 社会人野球を統括する日本野球連盟は25日の評議員会で、捕手が捕球後にミットを動かしてストライクに見せる行為を、社会人野球では厳禁するとの方針を示した。選手のマナー向上が目的で、規則・審判委員会の麻生紘二常任理事は「国際大会では審判への侮辱行為に当たる」と指摘した。
 麻生常任理事は、昨年の北京五輪でプロ選抜チームの日本代表のマナーが不評だったとし、判定への影響を示唆。「なかなか投球しない投手を含め、バッテリーと球審が闘っているようだった。まずアマから改善に取り組もう」と呼び掛けた。

 私も時折草野球の主審をすることがあるのですが、こういう行為をするキャッチャーはけっこう多いです。特に上手い人に多いような気がします。少年野球の頃からそうするように指導されてきたんですかね? 私はこれまで専門的にキャッチャーをしたことがありませんので、その辺のことはよくわかりませんが。
 私の場合、際どいコースでこれをやられた時は基本的にボールと判定しています。本当にストライクコースに来ているのならそんなことをやる必要はないだろう、という判断です。まあ私の場合、この手の行為はそれほど気になりませんけどね。個人的にはこの行為よりも、際どいコースにもかかわらず審判のコールを待たずにさっさとベンチに帰ろうとするキャッチャーの方が頭にきます。
 まあ、本当はそういう行為に関係なく主審がきっちり正しいジャッジをするべきなのでしょうが、審判だって人間ですからあえて心象を悪くするようなことはしない方がいいでしょう。


 そういえば、今年からリフレッシュリーグを含む鳥取社会人野球連合会の各種大会では、捕手のプロテクター(体前面に付けるやつ)の装着が必要になるようです。心臓震盪を起こさないための安全対策ということでしょう。夏場は暑くて大変そうですけど仕方がないですね。
 ↓ プロテクターとはこういうやつです。
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 また、アマチュア野球のストライクゾーンの変更に合わせて、低めのストライクゾーンが広くなるそうです。まあ、基本的に相互審判ですからほとんど変化はないと思いますけど。