「ある意味すごいバット」

 今春、ミズノからある意味すごいバットが発売されたらしいです。そのバットとは、ミズノ/ビッグエイティです。
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 このバットのどこがすごいかと言いますと、その太さがすごいわけです。その名のとおり80mmの太さがあり、普通のバット(65mm〜69mm程度)より10mmほど太く、なんと軟式ボール(A球:直径約72mm)よりも太いのです。ミズノの宣伝文によりますと「極太打球部でミート率がアップ! 史上初の草野球専用バット誕生。」ということらしいです。使った人の感想もおおむね良好なようでした。
 でも、個人的にはこのバットにはあまり興味を持っていません。なぜかというと、一つはJSBB公認ではないからです。直径69mmを超えるバットは、連盟等の公式大会では使用できないのです。でもまあ私はそういう大会には滅多に出場しませんから、それほど問題はないんですけどね。
 もう一つの理由は、バットが太ければよく打てるというものではないと思っているからです。太いバットの方がミートポイントが広くなるというのは事実だと思いますが、同時に凡打になってしまうポイントも広くなってしまうのではないでしょうか。また、太ければ太いほど空気抵抗が大きくなりますので、スイングスピードへの影響も気になるところです。形状は異なりますが、以前SSK/グラウディというバットを振ってみた時も「さすがにこれは無いな」と思いましたし、たぶんビッグエイティも私には向かないタイプのバットだと思います。
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 とは言うものの、バットが太い分ボールが当たりやすいというのは事実でしょうし、ある程度打ち損じが減る確率も高いでしょう。スイングスピードに悪影響が出ず、自分のスイングに合っているというのであれば一度試してみるのもいいかもしれませんね。