「シマノ鈴鹿ロードレースレポート(8/29 レース編)」

 当然ですが、レース中は写真を撮っていません。とはいえまったく画像がないのは寂しいので、サイクリンクの画面を載せておきます。

 レース中にサイクリンクを使ったのは初めてですが、周回コースだと見事に同じような波形が続くものですね。レース会場ということで混信しまくることを覚悟していましたが、意外とそういうことはありませんでした。まあ、ほとんどの区間が単独走だったからですが。(笑)
 スタート位置はけっこう前の方だったと思います。それでもスタートラインを超えるまでに30秒近くかかりましたから、最後尾の人は相当時間がかかったでしょうね。
 ソロが約700人、チームが約1000チーム一斉スタートするということで、最初の1周はまさに芋の子を洗うような状態が続きました。シケインなんか停車寸前までスピードダウンしていましたから。いつものようにアップ無しでレースに臨みましたので最初の1周はアップ代わりに流そうと思っていたのですが、走り終わってみると11分余りで走っていましたので、知らず知らずの内に力が入っていたようです。私の目標は10周することですので、1周13分くらいで走っていればいいのですからこれは明らかにオーバーペースでした。
 しかしレース中の興奮状態では思うようなペース配分ができず、2周目はさらに早い自身最速タイムを出してしまいました。2周目の平均速度は約33.6km/h。これは明らかに私にとっては超オーバーペースです。
 3周目はシケイン前の登り坂で大失速してしまいました。このままではきつすぎると判断して少しペースを落とそうとしましたが、記録を見てみるとあまり落とすことはできていなかったようです。
 4周目で脹脛がピクピク痙攣し始めました。全体的なペースを落としつつ、上り坂ではより軽いギアを高ケイデンスで回すように変更しました。また、この辺から早くも腰が痛くなってきました。やはり直前にポジションをいじったのが悪かったのでしょうか? 仕方がないので脹脛と腰を伸ばしながらの走行が続きました。
 8周目までは遅いながらもなんとか順調に走っていたのですが、9周目にアクシデントが起きました。シケイン後の緩斜面部分で突然両足のハムストレングス(太腿の後ろ側の大きな筋肉)が同時に攣ってしまったのです。片足ならともかく両足同時でしたので、まったくペダリングができませんでした。幸い緩やかな下りでしたので、しばらく惰性で下りつつ様子を見ることができ、なんとか痙攣が治まってくれましたので止まることなく走り続けることができましたが、あれが上り部分だったら本当にヤバかったです。
 再発してリタイアしてしまうことが嫌なので、最後の2周は残っていたCCDを多めに飲んでひたすら徐行を続けました。そのおかげで再発はせず、なんとか無事10周回をこなして無事完走することができました。尻はかなり痛かったですが、終わってみると腰はそれほど痛んでいませんでした。昨年のサイクル耐久レースin岡山国際サーキットではレース後足腰尻ともにボロボロで座ることすらままならない状態でしたので、少しはマシになったのかな? まあ、ただ単に手を抜いて余力を残していただけかもしれませんが。
 最後に周回毎のラップタイムです。(非公式タイム・手動測定)

1周目 11分14秒37(31.074km/h)
2周目 10分24秒52(33.555km/h)
3周目 11分36秒20(30.100km/h)
4周目 12分14秒17(28.543km/h)
5周目 12分52秒37(27.127km/h)
6週目 12分57秒81(26.942km/h)
7週目 13分16秒25(26.318km/h)
8周目 13分29秒29(25.894km/h)
9周目 14分58秒30(23.328km/h)
10周目 15分08秒45(23.067km/h)

 終盤2周の猛烈な屁たれっぷりが見事です。(笑) ちなみに最高時速は2周目に記録した58.2km/hでした。